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シンガポールは、国際的なビジネスハブであり、東南アジアの重要な観光地でもあります。シンガポール共和国として正式に知られるこの島国は、訪れる者全員に安全で快適な滞在を約束します。ここでは、シンガポール訪問のための必要な基本情報やビザ情報について、詳しく解説します。
基本情報
正式国名: シンガポール共和国 (The Republic of Singapore)
人口: 約563.9万人 (2017年、シンガポール政府統計局より)
面積: 721.5km²、東京23区とほぼ同じサイズ
公用語: 国語はマレー語ですが、公用語としては英語、中国語(普通話)、タミル語があります。
政体: 大統領制共和国。現在の大統領はハリマ・ヤコブ(Halimah Yacob)、首相はリー・シェンロン(Lee Hsien Loong)です。
民族構成: 華人系が74%、マレー系13%、インド系9%、その他4%。
宗教: 仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンズー教、道教など多宗教国家。
通貨: シンガポール・ドル (SGD)、1ドルは100セント。1SGDは約80円(2019年2月時点)。
電圧・プラグ: 230V、50Hz。プラグは英国型(BF型)が主に使用されます。
ビザ情報
シンガポール訪問のためのビザ要件は出身国によって異なります。
日本国籍の方は、レジャーや商用の場合のシンガポールの入国には、ビザの申請は必要ありません。 但し、パスポートの残存有効期間はシンガポール入国時より最低6ヶ月必要となっています。
多くの国々、特にASEAN加盟国(東南アジア諸国連合(ASEAN): インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10か国)、EU、米国、カナダ、オーストラリアからの旅行者は、観光または短期ビジネスでの訪問の際にはビザが免除されています。これにより、最大90日間の滞在が可能です。しかし、ビザ免除の適用を受けるためには、パスポートの有効期限が入国日から少なくとも6ヶ月以上必要です。
ビザ免除対象外の国の市民、または長期滞在、就労、学生ビザが必要な場合は、事前にシンガポール大使館または領事館を通じて適切なビザを申請する必要があります。ビザの種類には観光ビザ、就労ビザ、学生ビザなどがあり、申請時には滞在目的や条件に応じた書類提出が求められます。
シンガポールでの生活情報
電話
日本からシンガポールへの国際電話は、001または他の国際電話識別番号をダイヤル後、65(シンガポールの国番号)を入力し、相手先の電話番号をダイヤルします。
インターネット
シンガポールは高速インターネットが普及しており、多くの公共スペース、カフェ、ホテルで無料Wi-Fiサービスを提供しています。旅行者は、到着時にチャンギ空港などで無料Wi-Fiアクセス情報を受け取ることができます。
喫煙規制
公共の場での喫煙は厳しく制限されており、違反すると高額な罰金が科されることがあります。喫煙は指定の喫煙エリアでのみ許可されています。
シンガポールの治安
シンガポールは世界でも最も安全な国の一つとして知られていますが、完全に犯罪が存在しないわけではありません。特に観光地やナイトライフが集中するエリアでは、小規模な犯罪に注意することが推奨されます。
注視すべき地域
ゲイラン地区
ゲイランはシンガポールで合法的な売春が行われている数少ない地区です。夜間は活気がありますが、観光客は夜遅くの訪問や裏通りを歩く際には特に注意が必要です。
リトルインディア
多文化が融合するこのエリアは、ショッピングや食事を楽しむには魅力的ですが、大勢の人々が集まることでスリや小さな詐欺が起こりやすい環境になっています。特に祭りの日や市場が開かれる日には、人ごみの中での貴重品の管理に気をつける必要があります。
クラークキー
シンガポール川沿いに位置し、多くのバーとクラブが軒を連ねるナイトライフが盛んな地区です。楽しい夜を過ごせる場所ですが、夜遅くに酒に酔った人々が増えるため、トラブルに巻き込まれないよう注意が必要です。
安全対策
シンガポールを訪れる際は以下の安全対策を講じることが重要です。
- グループで行動: 特に夜間は友人や家族と一緒に行動することが安全です。
- 公共の場での貴重品の管理: 貴重品は身体に近いところに保管し、目を離さないようにしましょう。
- タクシーの利用: 深夜に移動する際は、公認のタクシーを利用することが安全です。
- アルコールの摂取に注意: 過度の飲酒は判断力を鈍らせ、トラブルのリスクを高めます。
まとめ
シンガポールはその効率的な都市計画と厳格な法律で知られています。これらの基本情報とビザ情報を把握しておくことで、シンガポールでの滞在をより安全で快適に楽しむことができます。旅の準備をしっかりと行い、多様な文化が織りなすこの魅力的な国を存分にお楽しみください。
おまけ
シンガポールはカラッとした暑さで、日本の夏のようにジメジメした暑さに悩まされることはありません。個人的にはとても過ごしやすい地域の印象があります。宿泊したホテルはチャイナタウン周辺でしたが、新築に近いホテルだったようで非常に綺麗に整えられていたと思います。
シンガポールは徒歩移動が多くなりがちですが、注意するのは靴です。絶対にハイヒールやサンダルで街を歩かない方がいいと、断言します。まず道が結構ガタガタしていたり、舗装されていても歩きにくかったり、ちょっと汚い道もあるので、必ず歩きやすい靴で行くのをお勧めします。私の友人はサンダル一足しか現地へ持って行っていなかったため、大きな靴連れがいくつもできてしまって大変そうでした。靴擦れ対策のためにも絆創膏も数枚持っていくのが良いかもしれませんね。
シンガポールの面白いなと思った点は壁画です。街では歩く場面も多かったため面白い壁画が沢山見つかりました。中でも日本を感じたのはコナンくんの壁画を見つけたときです。シンガポールでも「名探偵コナン」くんは有名人のようで、個人的になんだか感動しました。
皆さんもコナンくんを見つけたらコメントで教えてくださいね!!
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